HOM:メンズガードル

メンズガードルブランド「HOM」について

近年、メンズガードルなどの男性用下着においてHOM(オム)というブランドが国内でシェアを伸ばしてきているそうです。
このHOMとはどのようなブランドなのでしょうか?

HOM(オム)は1968年、ファッションの本場であるフランス・マルセイユより誕生したブランドです。
当時あらゆる衣類の中で紳士向けアンダーウェアは「ファッション性」とは、縁遠い存在でした。

しかし、HOMは多彩なカラーや奇抜なプリント柄、新しいカッティングデザイン、良質な素材などを導入し、革新的かつ優雅な行動派の男性に圧倒的支持を得ました。
現在、世界各地のマーケットにおけるメンズアンダーウェア売場には、バリエーションに富んだブリーフやトランクスが陳列されるようになりました。
これは、「男性が自分自身のために外から見えない内面を装う」という習慣が定着しつつあるわけですが、このような傾向の先駈けとなったのがこの“HOM(オム)"の誕生なのです。

"HOM(オム)"のオリジナリティや尖鋭的クリエイティビティはファン層を着実に拡大し、現在では世界80ケ国で“HOM(オム)"が発信するファッショントレンドが支持を得ています。

日本人男性は、欧米の男性と比較してシャイで、下着選びなどは母親か奥様まかせになりがちでしたが、これにも異変が起こりつつあるんです。
ファッションに関する情報量増大も手伝い、おしゃれに対する意識の高まり方はアウターだけでなく、メンズガードルなどのアンダーウェアにまでこだわる男性が増えてきています。
トリンプは1994年に日本国内で“HOM(オム)"の販売を開始しました。
斬新なデザインと色使い、着心地の良さなどで着実にファン層は拡大しています。

「HOM」の新発想メンズガードル・骨盤のきもち発売!

最近日に日に国内でも注目度を増してきているメンズガードルですが、最近、また魅力的な新製品が発売されました。

それが、トリンプが取り扱うフランス発・メンズアンダーウェアブランドである「HOM(オム)」より発売された『HOM 骨盤のきもち』です。
これは、Z-MON治療院の寺門琢己先生との共同開発によって生まれた、骨盤の開閉運動をサポートするメンズガードルなんです。
開発チームは、体のラインやメンタルのバランスに影響を与えるという骨盤の開閉運動に目を向けました。
そして、腰の要部をきっちりと押さえ、骨盤の安定感をサポートすることによって、ボディラインのみならず、体のリズムを考えるという新発想のガードルというわけですね。

骨盤の開閉運動が体のラインやメンタルのバランスにとって非常に重要なのは、なにも女性だけではなく男性にもあてはまることなんです。
例えば、メタボリック症候群なども骨盤の開閉運動と深い結びつきがあるんですね。
メタボリック症候群の方の多くは、開閉運動が円滑に行われずに、そのため骨盤が開いてしまう傾向にあります。
これが開閉運動が円滑に行われるようになってくると、その開いてしまう傾向は緩和されると言われています。
ゆえに男性の体にとって骨盤の開閉運動はとても重要なのです。

その開閉運動を「骨盤のきもち」によってサポートしていくというわけですね。
この新発想メンズガードルがどれだけ受け入れられるのか注目です。

「HOM」の新メンズガードル・骨盤のきもちの特徴

今年に入ってから「HOM」から「骨盤のきもち」というメンズガードルが発売されました。
では、この「骨盤のきもち」には具体的にどのような特徴があるのでしょうか?

HOM『骨盤のきもち』の最大の特徴は骨盤の動きを考え、開発された仙骨クッションと丹田ベルトです。
骨盤を前後(前が丹田ベルト、後ろが仙骨クッション)から挟み押さえることによって開閉運動をサポートしてくれます。

まず、仙骨クッションについて簡単に説明してみましょう。
仙骨にあたる箇所には、内部にボーン(骨のようなものですね)を入れたクッション性がある素材の仙骨クッションを採用しています。
開閉運動の軸となる仙骨をこのボーンで支えることによって、仙骨の形がしっかり整い、開閉運動がスムーズになる効果があるんです。
また、仙骨クッションによって仙骨を温めると、仙骨から脳脊髄までを循環している「髄液」(神経伝達物質分泌液です)の循環がよくなります。

次に丹田ベルトについてです。
フロントの内側に幅広テープをクロスさせた丹田ベルトは、体のバランスに大きな影響を与えているというツボ、ヘソから指3本分ほど下の丹田をしっかり押さえるために採用。
この丹田ベルトによって、下腹部に圧力がかかって、インナーマッスルが鍛えられるのです。
骨盤の開閉運動については、インナーマッスルの伸縮運動によって行われるので、インナーマッスルが鍛えられていると必然的に開閉運動もスムーズになるんです。
また、着脱のときに丹田ベルトのねじれが気にならないように、内側にパワーネットをつけています。

ここまで読んでいただけただけでも、このメンズガードルの斬新さがある程度分かっていただけたかと思います。

「HOM」のメンズガードルシリーズまとめ

男性用下着ブランド「HOM」は、これまで「女性だけのもの」という印象があった補整インナー界に一石を投じました。
それが、眼からウロコの発想で世の男性たちの要望に応え、メンズガードルなどの補整インナーブームの火付け役となった『ロングガードル』シリーズです。
そのロングガードルシリーズも早いもので07年12月に第5弾が発売されました。

では、これまでのロングガードルシリーズを簡単にまとめてみましたので、ご覧下さい。


第1弾・06年2月発売・タイプは普通、ヒップハンガーの2タイプ・サイズはM、Lの2サイズ・ カラーはブラック、レンガ。

補整下着ブームの先駆けとなった商品ですね。

第2弾・06年6月発売・普通、ヒップハンガーの2タイプ・サイズはM、Lの2サイズ・カラーはブラック、シルバー。

夏に向け通気性に優れたメッシュ素材を採用しています。

第3弾・06年8月発売・普通、ヒップハンガーの2タイプ・サイズはM、L、LLの3サイズ・カラーはブラック、ベージュ。

伸縮性のよい素材を採用しています。

第4弾・07年5月発売・普通タイプ・サイズはM、L、LLの3サイズ・カラーはブラック、シルバー。

お腹押さえに特化されています。

第5弾・07年12月発売・ 普通タイプ・サイズはM、L、LLの3サイズ・カラーはブラック、ブラウン。

新作はヒップアップに特化したものになっているようですね。

今後もリリースされるであろうHOMのメンズガードルにこれからも注目していきたいところです。